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2017年9月

みみずくは黄昏に飛びたつ

みみずくは黄昏に飛びたつ 単行本(ソフトカバー) – 2017/4/27
川上 未映子 (著), 村上 春樹 (著)
単行本(ソフトカバー): 345ページ
出版社: 新潮社 (2017/4/27)
言語: 日本語
ISBN-10: 4103534346
ISBN-13: 978-4103534341
発売日: 2017/4/27

川上未映子さんによる村上春樹ロングインタビューです。
「騎士団長殺し」をはさんで4回にわたるインタビューが収録されています。
川上さん、どんくらい村上春樹の作品がすきなん?というくらいの準備された(終わりの方でどのくらい準備して臨んだかが明かされています)ようですが、結局は感性でのインタビューになったようです。
昔から川上さんは怖い人だと思っていましたが、やはりただものではないようです。
村上さんは、「忘れた」とか「覚えてない」とかはぐらかしていましたが、相当冷や汗をかきながら答えていたような気がします。それだけ、人の本性に迫った質問が多かった気がします。
最近、村上さんは自分の執筆手法や自作の位置づけなどを語ることが多いですが、それの集大成みたいな感じになったのかなと思います。


竹蔵

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より少ない生き方

より少ない生き方 ものを手放して豊かになる 単行本(ソフトカバー) – 2016/12/14
ジョシュア・ベッカー (著), 桜田 直美 (翻訳)
単行本(ソフトカバー): 320ページ
出版社: かんき出版 (2016/12/14)
言語: 日本語
ISBN-10: 4761272279
ISBN-13: 978-4761272272
発売日: 2016/12/14

断捨離本のアメリカでのベストセラーのようです。
もともと神学校出の人なので、ちょっとキリスト教臭が強いですが、言っていることはまっとうです。
要約すると以下の通り。

物を少なくすると物からの執着から自由になる。
自由になるとストレスも減り、整理に使っていた時間も減る。
自由になった時間で自分の人生を有意義にすることをやりましょう。
節約できたお金で寄付なんかをすると幸せな気分になれます。
物だけではなく、人間関係も整理しましょう。
でも、間違えてはいけないのは、物を減らすのは幸せになるためなので、何事もほどほどに自分に合った形でやりましょう。

こんまりさんの教えのように、ショック療法的にバサッとやらないで、できるところから時間をかけて実験しながらやりましょうというところが新しい知見でした。
明日の休みにまずは机まわりからやってみます。

竹蔵

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無貌の神

無貌の神 単行本 – 2017/1/28
恒川 光太郎 (著)
単行本: 272ページ
出版社: KADOKAWA (2017/1/28)
言語: 日本語
ISBN-10: 4041052696
ISBN-13: 978-4041052693
発売日: 2017/1/28

「廃墟団地の風人」
「カイムルとラートリー」
「死神と旅する女」
「無貌の神」
「青天狗の乱」
「十二月の悪魔」

6つのダークファンタジー集です。
「夜市」からの恒川ファンで、ほとんどの作品を読んでいると思います。
ちょっと前まで、スタープレイヤーシリーズに行ってしまい、ちょっと残念だったのですが、6作とも堪能しました。
ダークな雰囲気の中に人の性が垣間見えてちょっと物哀しいのが良いです。
今回の中では人語を話すトラのカイムルと足の不自由な皇女ラートリーの話が好きでした。
ラートリーが老いたカイムルを迎えに来るところはぐっと来てしまいました。
どれも世界観がしっかりした短編なので、その世界観を元にした中編・長編が読みたいなと思いました。
今後も定期的に短編集、期待してます。

竹蔵

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おやすみリリー

おやすみ、リリー 単行本 – 2017/4/15
スティーヴン・ローリー (著), 越前 敏弥 (翻訳)
単行本: 408ページ
出版社: ハーパーコリンズ・ ジャパン (2017/4/15)
言語: 日本語
ISBN-10: 4596552053
ISBN-13: 978-4596552051
発売日: 2017/4/15

ロサンゼルスに住む物書きのゲイのおじさんとダックスフンドのリリーとの生活の記録。
ダックスフンド全般に言えるみたいですが、食いしん坊で強情なリリー。
そんなリリーとの生活の中で、いろいろなことを学ぶぼく。
ヘルニアの手術、大好きな赤いボール、食いしん坊ゆえの事故・・・
そんな日々の中でリリーの額に大きなタコが住み着いてしまいます。
タコと戦う妄想、冒険を経て、リリーは長い眠りにつきます。
犬は過去も未来もなく現在を精一杯生きている。
犬好きなら知っていることを改めて思い出させてくれます。

竹蔵

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テロメアエフェクト

細胞から若返る! テロメア・エフェクト 健康長寿のための最強プログラム 単行本(ソフトカバー) – 2017/2/22
エリザベス・ブラックバーン (著), エリッサ・エペル (著), 森内 薫 (翻訳)
単行本(ソフトカバー): 448ページ
出版社: NHK出版 (2017/2/22)
言語: 日本語
ISBN-10: 4140817143
ISBN-13: 978-4140817148
発売日: 2017/2/22

はじめに なぜ、この本を書いたのか
序 章 二人のテロメアの物語
第 1 部 テロメア:より若く生きるための道
第1章 なぜ細胞の老化が早すぎると、見かけも気持ちも行動も老いるのか
第2章 長いテロメアのパワー
第3章 テロメアを補う酵素 テロメラーゼ
第 2 部 テロメアはあなたの考えに耳を傾けている
第4章 ストレスはあなたの細胞に入り込む
第5章 テロメアを思いやる:ネガティブな思考、打たれ強い思考
第6章 うつ病や不安はテロメアを短くするか
第 3 部 細胞を守るためにできること
第7章 運動はテロメアを鍛える
第8章 テロメアの疲労と睡眠
第9章 体重とテロメア:健康的なメタボリズム
第10章 食べ物とテロメア:細胞の健康のためには何を食べるべきか
第 4 部 社会的環境は、あなたのテロメアを変える
第11章 テロメアを支える環境と人々
第12章 細胞の老化は子宮で始まる
第13章 子ども時代の重要性:人生の初期の出来事はテロメアにどのように影響をおよぼすのか
まとめ 相互のつながりに気づく:私たちの細胞の遺産

テロメアに関しては細胞のアポトーシスに関係する細胞の寿命を決める紐の結び目みたいなものくらいの認識しかなかったのですが、この本でテロメアを修復するテロメアーゼという酵素があり、テロメアは修復可能ということを知りました。
不老不死!と喜ぶのは早く、テロメアーゼが過剰となると細胞のガン化のリスクが高まるということも書かれています。
テロメアーゼを外部摂取せずにほどほどに増やすためには、やはりストレスを低減するのが一番のようです。
あと、よく眠り、適度な運動を行うこと。
あとは、食べ物、ダイエット、化学物質などの話は常識的な範囲の生活をしていれば大丈夫のようです。
かくいう竹蔵は、年よりは若く見られるので、とりあえずは大丈夫かなと一安心しています。
ストレス低減にマインドフルネスが薦められているので、ちょっとかじってみようかなと思っています。

竹蔵

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